みやべえの今日のみや風呂

風呂旅ライターみやべえの、温泉&銭湯をめぐるみやブロ(風呂)グ

海外のおフロ文化の入口に立ったおはなし

こんにちは。

みやべえです。

前回しれっとこのブログ再開しましたが、

実は前回記事まで4月からしばし

みや風呂ブログをお休みしていました。

 

その間、仕事したり結婚したり細々ライター活動したりと、

相変わらずお湯旅とはつかずはなれずの生活をしていたのですが、

私生活も落ち着いて、お湯旅活動について

話したいこともたくさんできたので、

のんびりと活動再開したいと思います。

 

さて。

さらっとお伝えしましたが

おやすみしている間、

悪戦苦闘しながらもなんとか結婚式を終えまして。

詳しくはこちら↓

miya-bee.hatenablog.com

 

有給の力と連休の力と職場の10,000歩くらい譲った理解を得て、

戦死者続出の繁忙期に半月もハネムーンという名の

お休みを頂くことになりました。

 

ハネムーンというとモルディブとかハワイとか

あったかいリゾートが人気ですが、

旦那さんに「どこに行きたい?」と聞かれた

私の唯一の条件は「温泉があるとこ」でした。

 

だってなかなか行けないもん。

海外の温泉めぐりって。

 

日本はご存知のとおり火山が多いのですが、

この狭い国土に対して温泉がわく地域も多いことから

【温泉大国】として知られています。

 

でも、火山って世界中にあるじゃないですか。

 

必ずしも火山=温泉ではないものの、ヨーロッパや

ニュージーランドでも12,000年も前に温泉が存在していた

という記述が残っているんです。

 

イタリアやニュージーランドをはじめ火山の多い国には

日本と同じく熱いお湯が湧き出る国もあるし、

湯につかる習慣は日本だけのものじゃない。

 

でも、古くから温泉と宿が合体していて

自然の中で一糸まとわずのんびり過ごす

日本の温泉文化は日本特有のもの。

 

ちょっとグーグル先生にお伺いしただけでも

海外の温泉は水着で入り、泳いだり歩いたりする...とか

年齢制限のあるアダルティな風呂がある…とか

なんじゃそりゃ風呂がわらわら出てくるのです。

 

温泉で泳ぐとか、のぼせないのかね!!

 

ということで、

せっかく半月も自由な時間があるのだから

海外のおフロ文化に飛び込んでこよう!

と、地球儀をぐるぐる回して行く国を選定。

 

イタリア

ドイツ

アイルランド

色々候補はありましたが、

その他もろもろの旅程と組み合わせて、

ずーっと行きたかった国

 

スイスを選びました。

f:id:miya-be:20151101162210j:image

ロイカーバードにラヴェイ・レ・バン。

新旧入り乱れたれっきとした温泉大国であるスイス。

色々と温泉情報を調べたり書籍を読んだりして

下調べはして行ったのですが、

実際に行ってみると

 

お湯につかる意味

お湯の温度

入浴の仕方

お風呂の形

お湯との距離感

などなど

 

国が違うとおフロの常識はこうも違うのか!!!!!

 

と驚くことばかり。

 

やっぱり知るのと動くのは全然ちがう。

 

新しい温泉の楽しみ方に開眼してきました。 

 

ということで、感動が落ち着くまで

しばし国内のみや風呂情報をお届けしつつ、

徐々に海外温泉事情も交えて

お届けしていければなー!と思います。

 

今日もあなたの1日がいい湯加減でありますように。

ではではー!

 

==========================

★Twitter・Facebookで記事更新情報その他もろもろ配信中。
Twitter→@sakie38
★日々の雑記をかき集めたブログもやってますー。
★銭湯関連の記事をまとめた東京銭湯さんでも書かせて頂いております。

========================

 

【東京都 / 舞浜駅 / 舞浜ユーラシア】ディズニーランドだけじゃない!舞浜の温泉癒しスポットが超優秀な件

こんにちは。

みやべえです。
 

集中して作業したいけどなんだか家だと落ち着かない…という時、

みなさんどこに行きますか? 

 

近所のカフェ、図書館、ドリンクバーのあるジョナサン。

色々と選択肢はありますが、

私は休日に集中して記事を書いたり仕事を進めたりしたいときは、

えいや!と電車に乗ってスパリゾートなどの温泉施設に行ってしまいます。

 f:id:miya-be:20151103031451j:image

気分転換したい時は露天風呂に入り。

企画を練ったりアイデア出しをしたい時はサウナで瞑想し。

さっぱりしたらリラックスルームでPCに向かう。 

 

今日は、そんな仕事時間とリラックス時間を

贅沢に叶えることができるみや風呂オススメの

スパリゾートをご紹介します。

 

1日過ごせるスパリゾート舞浜ユーラシアの魅力

 

すっかり寒くなってきた日曜日。

旦那さんも私もお互い仕事の作業が山積みで、でも家だとなんだか集中できない…という感じだったので、舞浜にあるスパリゾート施設、SPA&HOTEL舞浜ユーラシアに来ました。 

舞浜というとディズニーランドのイメージが強く(実際、今日も舞浜で降りる人のほとんどがディズニー仕様でしたが)「舞浜で温泉??」という人も多いかもしれませんが、ここに広い土地を贅沢につかった温泉スパリゾートがあるのです。 

 

ユーラシアの魅力①駅から近い  

東京駅から京葉線快速で15分ほどの舞浜駅。

ディズニーランドへつながる南口に背を向けて、北口の改札を出てすぐ右に進むと(※目の前の橋はわたりません!)、階段の下にハシゴが絡まったような不思議なオブジェが立っています。 

f:id:miya-be:20151103031830j:image

このオブジェ前に送迎バスが停まるので、駅からほぼ歩かずにユーラシアへ着くことができます。空いていれば5分ほどで到着です。(バスの時刻表はこちら→舞浜ユーラシア バス時刻表

f:id:miya-be:20151103031935j:image

バスはユーラシアの施設内に入ってから、ホテル棟→日帰りスパ棟の順番で止まるので、日帰りで温泉だけ入る方は終点までのんびりバスに乗っていてください。

 

ユーラシアの魅力②リラックススペースが充実

館内に入ったらエレベーターをのぼり

f:id:miya-be:20151103032042j:image

入り口に到着。

f:id:miya-be:20151103032101j:image

土地の大きさをちゃんと生かしたゆとりのある館内設計もユーラシアの魅力のひとつ。人は少なくないはずなのに、ごみごみしたり窮屈な感じは全然ありません。館内もトイレからお風呂場までちゃんと清潔でよく掃除されてるのも◎。

 

館内の螺旋階段にはなぜかヤシの木が。

f:id:miya-be:20151113230310j:image

フロント階には、朝5時まで使える(お水とお茶も飲み放題!)ファミレスのようなソファーとテーブルのスペースがあり、レストラン階にはごろ寝できるスペースが。広めのレストランもドリンクバーが付いていてスープも飲み放題。

 

作業や読書のできる共用スペースがしっかりあるので、何時間でも過ごせます。

 

ユーラシアの魅力③バリエーション豊かな温泉と岩盤浴

ユーラシアのお風呂は21,000年の雨水を起源としたれっきとした温泉。
深度1700mの地底から汲み上げているその泉質はナトリウム塩化物強塩温泉とと呼ばれ、海水に匹敵するほどのナトリウムやカリウムなどのミネラルを含む美肌の湯。
 
f:id:miya-be:20151113231952j:image
 
21,000年かけて溶かし込んだミネラル分が体をぽかぽかにしてくれるので、「温まる温泉」とも言われているらしいです。
 
広い脱衣所も清潔感があります。
 
f:id:miya-be:20151113232112j:image
 
女性用の内湯には大きな内風呂や水風呂、アトラクションバスがあり
 

f:id:miya-be:20151115004313j:plain

 
塩を揉み込むカルダリウムサウナ、
定期的に蒸気を吹き上げさせるケロサウナ、
アロマミストを満たしたラコニウムサウナなど
特徴のある3種類のサウナも完備。
 

f:id:miya-be:20151115005729j:plain

 
外湯には星空の見える寝湯や
源泉掛け流しの湯、のびのび入れる紅葉の湯
洞窟風呂ハンマムなどこちらも充実しています。
 

f:id:miya-be:20151115005613j:plain

 
私は今回は寝湯が気持ちよくて、
15分くらいずーっと寝っ転がってました。カラダの表側は寒いんだけど背中側はぽかぽかというずっと入っていられるぬるま湯感、大好き。
 
ミネラルのせいなのかわかりませんが、お風呂あがりはなんだかすごくしっとりして、肌が保湿された感じがします。
 
 
レストラン階には、ポンペイという岩盤浴があり、隣にあるビューサウナと共に男女一緒に入ることができます。別途料金で50分1,030円ですが、岩盤浴と舞浜を一望できるビューサウナを交互に入るだけでかなりデトックスした気分になりますよ。
 
夫婦やカップルで行って、男女一緒に楽しめるのもいいですよねー。
 

ユーラシアの魅力④ディズニーの花火を楽しめる足湯

最後に。
みやべえ的おすすめは、岩盤浴と同じレストラン階の足湯をうまくつかうこと。
 
ディズニーランド側にある景色を一望できる足湯があるのですが、ディズニーランドの花火のタイミングに合わせて外に出れば特等席で足湯につかりながらディズニーの花火が楽しめます!!ビューサウナからも観れるのですが、ビューサウナは室内なので音が聞こえないので天気が良ければ足湯の方がおすすめ。
足湯なら無料だしね。
 

f:id:miya-be:20151115014225j:plain

 
眠くなったら気分転換にいくらでもお風呂に入れて、
作業に最適なリラックススペースもあって、
ご飯も食べれて1日中のんびりできる。
 
そんなちょっと変わった温泉の楽しみ方はいかがでしょう?
 
 
今日もあなたの1日がいい湯加減でありますように。
ではではー。
 

www.my-spa.jp

 

============================= 

★Twitter・Facebookで記事更新情報その他もろもろ配信中。
Twitter→@sakie38
★日々の雑記をかき集めたブログもやってますー。
★銭湯関連の記事をまとめた東京銭湯さんでも書かせて頂いております。

=============================

 

死海の塩でもち肌ぷるんなバスタイム!

こんにちは。

 

風呂好きが高じて、旅先などで気になるとついつい買ってしまうボディケア商品。

家の専用の棚やらベットの下の収納スペースやらには調味料のごとく

ボディケアグッズが乱立しています。みやべえ(これでもほんの一部)です。

f:id:miya-be:20150401185044j:plain

 

「これで毎日、朝晩欠かさずクリーム塗ってパックしてケアしてまぁぁぁす!」

 

とか言えたらいいものの、いかんせんそこはずぼらな性格なので(じゃあ買うなと。)、

あくまで時間のある時やちょっと自分に丁寧になろうモードな時にお世話になってます。

でもボティケアってやっているとちょっと贅沢な気分になれるし

丁寧に手をかけるとちゃんと丁寧な肌になるもんなんですよねー。

私にとってはお手軽なご褒美。

 

そんなお風呂タイムが楽しくなるボディケアグッズの中で

最近、こりゃイイネ!!というものを見つけたのでご紹介します。

 

◆死海の塩から生まれたSEACRETシリーズ

f:id:miya-be:20150401185307j:plain

私の旦那さんはお仕事の関係で海外に出稼ぎに出ることが多くって

帰国時にたまに現地の面白そうなボディケア用品をお土産に買ってきてくれるのですが、

前回パレスチナからの帰りに、死海の塩や泥のボディケアグッズをわしっと詰めて

空輸してきてくれたのが出会いでした。

 

知る人ぞ知る、美容大国イスラエル。

ナタリーポートマンを始め美人が多い国としても知られていますが、

その死海の塩を元に作られるイスラエル発の美容が今結構アツいのです。

日本でも出店数が激増しているSABONもイスラエル発ですねー。

 

死海は、海面下417メートルと、地球上で最も低いところにある海水湖。海水の塩分が約3%なのに対して、死海の塩分は約30%と濃度が高く、その泥は2万年近くかけて海底に堆積した沈殿物。塩化マグネシウムやナトリウム、カリウムなど、肌がよろこぶ約64種類のミネラル分がたっぷり含まれています。

 

このSEACRETのシリーズは、そんな死海の塩や泥に含まれる高濃度のミネラルをベースに作られている製品で、保湿からエイジングケアにすごく効果的とのこと。

 

実際つかってみました。

 

SEACRETのボディバターもフットケアもすべすべしっとりな使用感。

香りも強すぎず石鹸のような香りですーっとのびて、保湿されている感じも結構長持ち。

f:id:miya-be:20150401184605j:plain

スクラブはほんとに塩!て感じ。

今まではSABONを愛用していたけど、びっくりするくらいつるつる。

f:id:miya-be:20150401184435j:plain

バスソルトはすごく汗が出てデトックス効果もばっちりです。

f:id:miya-be:20150401235928j:plain

 

中でも特に感動したのは、Mineral-rich Magnetic Mud Mask(M4)という泥パック。

死海のミネラルとシアバター・カモミールなど11種類のエッセンシャルオイルに加え

ビタミンA・ビタミンO・ビタミンEなどの成分が贅沢に入っているとのこと。

f:id:miya-be:20150401184501j:plain

これね、中身はバイオマグネティックという生態磁気の含まれた真っ黒な泥。

この泥の中の生態磁気を専用の磁石で吸い取るパックの効果がほんと保湿力絶大。

f:id:miya-be:20150401184535j:plain

磁気入りの泥を顔に塗って5分くらい置いてから

専用の磁石で肌の上をすすすすすーと2mmくらい離してエアーなぞりをすると

磁石に引き寄せられる砂鉄の要領でパックが吸い寄せられるのですー!

f:id:miya-be:20150401185639j:plain

 

うおおおお新感覚。

 

しかもこの砂鉄泥パックがなくなったところのうるすべ感がハンパない。

保湿効果なのかわからないけど、なぜか肌ももちもち柔らかくなる感じですよ。

普段おうちで泥パックとかなかなかやらんから興味津々でした。

f:id:miya-be:20150401184516j:plain

どーーーーん。

 

最後にはこんな感じに。

ただこれ、ほんとはティッシュを巻いてすすすすすーとやるのが正解らしく

この磁石から砂鉄はがすのめっちゃ大変だった。。

用法を正しく読んでから使いましょう。笑

 

詳しい使い方はこちら。

www.youtube.com

 

日本からだと通販もあるみたいです★

疲れたなーとか自分を甘やかしてあげたいときに、

ゆーっくりお風呂に入ってから使っていこうと思います◎

 

他にもmineral careというこちらも死海の塩を使用したラインがあったり。

まだ未使用ですが、こちらも比べてみたいと思います。

 

f:id:miya-be:20150402023109j:plain

 

今日もあなたの1日がいい湯加減でありますように。

ではではー!

========================== 

★Twitterで記事更新情報その他もろもろ配信中。→@sakie38

★日々の雑記をかき集めたブログもやっちょります。

みやべぇの雑記モノガタリ

★銭湯関連の記事をまとめた東京銭湯さんでも書かせて頂いております。
============================

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ

にほんブログ村

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Facebookのイイネみたいなものなので☆印↓をポチッとお願いいたします。

【鹿児島県 / 霧島 / 妙見温泉】ヤマトタケル神話の舞台、熊襲の穴の巻

こんにちは。みやべえです。

 

今回は前回の鹿児島の妙見温泉レポートの続編です。

※前回記事はこちら

miya-be.hatenablog.com

 

「この辺りはもともと湯治場(とうじば)だったんですよ。だからうちも自炊場があるんです。」と話すきらく湯のご主人。

 

湯治場というのは、観光や保養所を狙った温泉と違って、疲れや病気を温泉の湯で癒すために2週間とか1ヶ月とか長期的に滞在することを目的とした温泉地のこと。

 

昔からこういう観光客が押し寄せないような山奥にある素朴な温泉地は、ゆっくりと湯ごもりしながら体を休める湯治場として愛されることが多くって、食事コントロールができるよう自炊場があったり、(長期滞在の金銭的なことを考えてというのもあるかもだけど)逆にテレビや娯楽が全然なかったりするんです。

 

そいやここもほぼ携帯の電波入らないのーう。

 

そんな2日目の朝。

おひさまが昇る前から露天風呂につかり、

ほどよくふやけてから散策に出かけました。

f:id:miya-be:20150331011805j:plain

天降川(あもりがわ)という大きな川沿いに温泉宿やぽつぽつと並ぶ妙見温泉。

天降ってなんだか素敵な字面だなー。

あんまり見ないけど土地の言葉なんでしょうかね。

 

その川沿いをカメラと小銭を手に宿を出て明け方の薄暗い坂道を少し下ると、

 

唐突にトーテムポールと鳥居が出現。

f:id:miya-be:20150331013722j:plain

昔大学でアイヌ民族の研究をしていた頃、北海道で見たアイヌの木彫りのような不思議な銅像。

「この辺で有名なのは犬飼の滝だけど、ここ下ったとこの熊襲(くまそ)の穴も面白いと思うよ」

というきらく温泉さんの親切なアドバイスを思い出し、

お散歩気分で気楽に向かってみたのです

 

が。

 

どーん。

f:id:miya-be:20150331011911j:plain

鳥居の奥はもののけとコダマがカラカラ頭回してそうな鬱蒼とした林。

ちょっと日は出てきたとは言えあんまり気楽じゃない雰囲気。

f:id:miya-be:20150331013113j:plain

足場があったりなかったりする小径をひたすら登ります。

f:id:miya-be:20150317021536j:plain

こんな高いトコから見下ろされたことないんですけどってくらい、果てしなく上から目線な杉の木たち。

上空は朝の霧なのかうっすらともやがかかり、戻ったらタイムスリップしてるかもしれないと本気で思えるラビリンス感。

 

そこかしこに貼られた札やしめ縄に、ここは”神聖な場所なんぞ”という無言の圧力をひしひしと感じはじめ、引き返そうかと4回目に思ったあたりで

f:id:miya-be:20150331022142j:plain

ゴールっぽいものが・・・!

横倒しになった竹をくぐり急な階段をのぼりきった先にあったのは、大きな岩肌。

f:id:miya-be:20150331024637j:plain

 

え・・・

 

穴って・・・ここ??

 

洞窟ってなんかこう縦長のどーんとしたやつを想像していたのですが。

これもはや洞窟ってゆーより岩の隙間じゃないっすか。

ちょっと這って入るアドベンチャーな感じじゃないっすか。

 

と思ったらちゃんとそばにありましたよ。説明書きが。

f:id:miya-be:20150331013019j:plain

要するに。

女装したヤマトタケルに熊襲のカシラが殺された現場の穴ですと。

第二洞窟は入り口が崩れて入れませんと。

 

うぁぁぁぁぁぁ。入りづれぇぇぇぇぇぇぇぇ。

 

一人で誰も居ない中、このまっくらな隙間に入るだけでもだいぶ怖いのに

予想外に神話と事件まで付いてきちゃってもう入りにくさしかないじゃない。泣

そこらじゅうの石にしめ縄が着いているのが今となっては恨めしい。。

f:id:miya-be:20150331013158j:plain

 

うううう。でもここまで登ってきて帰るのも悔しいし

ちょっと覗いて怖かったら走って帰ろう!

と、腹を決め意を決して入り口にしゃがむと

f:id:miya-be:20150331024631j:plain

 

どらごん・・・?

なにこれ忘れ物?

 

よくわからないままそのまま入る。

 

f:id:miya-be:20150331021123j:plain

 

うわわわすごーーー!!!

入り口からは考えられない広さの洞窟に壁いっぱいに謎の絵がかいてありました。

自然の中に突如出現した原色の世界。

この絵は芸術家の萩原貞行氏のモダンアートとのこと。

ライトに照らされてぼんやり浮かび上がって、なんだか神聖な空間です。

 

とはいえ、神話だとしてもやっぱりここで・・・?

と思うと逆に神秘的な息遣いを感じすぎて、早々に退散。

 

この時は知りませんでしたが、パワースポットとしても有名な場所らしいです。

帰りには日も登り始めて、登ってきた時よりもちょっと優しい雰囲気の森になっていました。

f:id:miya-be:20150331021122j:plain

 

うん。

パワースポットかはわからないけど、何かはいた気がする。ぜったい。

月末はちょっと別の旅に出る予定なので鹿児島レポートはまた追って。

 

今日もあなたの1日がいい湯加減でありますように。

ではではー!

にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ

にほんブログ村

 

Twitterで記事更新情報その他もろもろ配信中。→@sakie38

★日々の雑記をかき集めたブログもやっちょります。→みやべぇの雑記モノガタリ

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Facebookのイイネみたいなものなので☆印↓をポチッとお願いいたします。

【鹿児島県 / 霧島 / 妙見温泉】霧と森に隠れた秘湯の巻

こんにちは。みやべえです。

 

月末にぷら~っとまた1週間くらい旅してこようかなぁともくろんでいるのですが、行きたいところがありすぎてなかなか行き先が決まりません。。

北陸新幹線も開通したし、金沢とかもいいけどみんなこぞって行くんだろうしなー。

 

うーむ。

 

思い起こすと去年のちょうど今頃は、1人で鹿児島を旅しておりました。

f:id:miya-be:20150317220514j:plain

この時期は晴れている日が多いし桜ももう咲いているんですよね。

特に下調べもせずぷらっと飛行機に乗ったのですが

鹿児島、なめてた。

 

食べ物はうまいし自然も豊かだし酒もうまいし人もいい。そしてデカイ(土地がね)

 

本命だった温泉めぐりも、なかなか個性的なお風呂に出会えた旅だったので

鹿児島で出会った忘れられないHOTRIPについていくつか書いてみたいと思います。

 ※女一人の特攻旅なので、シャレオツな高級宿とかは出てきません。

 

人がいなすぎてビビりながらももののけ的な気分が味わえる露天風呂の宿とか。

鹿児島の海が一望できるけど砂に埋められたりちょっとポロリ疑惑じゃねコレな宿とか。

ちょっとばかしスリリングであったかい鹿児島をご紹介します。

 

◆湯けむりと自然に包まれた秘境、妙見温泉

 

鹿児島空港からタクシーで15分ほど走った山奥にある、妙見温泉。

霧島温泉よりも空港に近いのに、人が住んでいるのが不思議なくらい山奥の

森と湯けむりに囲まれた温泉地帯です。

 

妙見温泉一帯の泉質は鉄分を含む炭酸水素塩泉

炭酸水素塩泉は、硫酸塩泉、硫黄泉と並び3大美肌の湯とも言われ、

アレルギーやじんましんなどの慢性皮膚炎や、腰痛にもよいと言われています。

 

さらにここの胸キュンなところは、この一帯にあるすべての宿の温泉が源泉掛け流しということ。銭湯や源泉量があまりなくてそんなじゃばじゃば使えないような温泉は、循環風呂といって浴槽から溢れたお湯をろ過して温めなおして使うのですが、ここは全部昔ながらの掛け流し!贅沢やー。

 

春休みも終わる4月頭の平日ということを思いっきり差し引いて色眼鏡で見ても温泉街と言えるほど賑わっているイメージではなく、露天風呂にこだわった個性的な温泉宿が自然の中にポツポツとある秘境というイメージが近い。

 

人目につかない不倫旅行をしっぽり楽しむカップルのような大人エロい雰囲気がむらむら漂うところです。(←失礼

 

私は残念ながら一人旅なのでその中でも最もエロくない素泊まり温泉宿、きらくさんにお邪魔しました。

 

◆プールのような露天風呂、きらく温泉

f:id:miya-be:20150319015637j:plain

なんてったって、素泊まり3,800円ですよ。破格。

この時は確かじゃらんの予約で確かもっと安く泊まれた気がします。

着いたのはもう真っ暗な時間だったのですが山道含め心許ない街灯がぽつぽつある程度。

なかなか歴史を感じる横長の館内に飾られた絵にも、かなりの年代を感じる。。

f:id:miya-be:20150320133337j:plain

宿のご主人はコワモテだけどとても親切に迎えてくれて、

部屋で食べなと自家製のさつま揚げをくれました。

f:id:miya-be:20150322194617j:plain

これがねーおいしかった。

後からわかることなのですが、鹿児島のさつま揚げのクウォリティハンパなく高いです。

 

と言いつつここのお目当ては源泉掛け流し露天風呂。

24時間入れるとのことなので、夜中に3回くらい入ろうかねー!と荷物を整理して

ぶんぶん肩を回しながら部屋の扉をあけると。。

 

こ、、こわい。。

 

歴史を感じさせる宿泊棟が日が沈むと旧学校校舎のような趣きになり…オバケ的な意味でガチ怖い。

人が作った古い建造物ってなんであんなに怖いのかね。トイレなんて全個室に花子さんいらっしゃるんじゃないかレベル。オバケに会うくらいなら変質者にあったほうがマシな私としては、露天風呂の入り口まで到達すれば野外だから怖くない(?)んだけど、あたりは真っ暗、物音街灯完全ナシの一人肝試し状態。

 

うううくそぅ。こんなところにハードルが待ち受けていようとは。。

 

何度かトライした結果、おとなしく夜は内風呂に浸ることにしました。

横に長い宿泊棟なので内風呂までもなかなかスリリングな距離なのですが

なんとか到着。

f:id:miya-be:20150320134251j:plain

広くて湯量もなみなみあって、少しとろみのあるやわらかなお湯の内風呂。誰もいなかったので一人のんびり浮きながら、人がいっぱいいる時はあんな感じなのかな~と館内にあった絵を思い浮かべておりました。

 

そんなこんなで次の日の早朝。露天風呂再チャレンジ!

宿泊棟の廊下を出ると露天風呂につながる階段があります。

f:id:miya-be:20150322194729j:plain

 

すぐ後ろは鬱蒼とした森。

昨日はここまで来てこの入り口の夜の趣に怖気付いて尻尾を巻いたんだったなぁ。

 

f:id:miya-be:20150322194758j:plain

 

しかし、朝見てもなかなかの迫力。(笑)

 

入り口をくぐると、すぐそばに小さい脱衣所の小屋があります。

ドアとか特にない小屋なので結構オープンマインドな脱衣所。

その向こう側にはすぐ温泉が。

プールみたい!広い!

f:id:miya-be:20150322194922j:plain

 

15人くらい入れそうなお風呂に緑のお湯がなみなみと溜められています。

 

f:id:miya-be:20150322195029j:plain

 

奥に見えるドアなしの小屋みたいなのが脱衣所ね。

 

f:id:miya-be:20150322195334j:plain

 

よく見るとかえるの親子がいました。

 

f:id:miya-be:20150322195514j:plain

 

 霧のけむる朝、聞こえるのは鳥の声と木の揺れる音だけ。人の気配も音もない。

見上げれば真っ直ぐ伸びた杉の木と電線のない空。

この日は曇り空だったので余計周囲の音を吸収しているようで、

なんだか別世界にいるみたい。

f:id:miya-be:20150322195926j:plain

昨日勝手に怖がっていた気配とは違う、

あたたかい自然の気配に満ち溢れた温泉でした。

f:id:miya-be:20150322195028j:plain

 

しかし、平日だからか本当に誰とも会わなかったなー。

お風呂もずっと貸切状態。夜は星空が本当に綺麗なはず。

この価格でこの露天風呂はなかなか贅沢ですよ。

周辺立地とこの露天風呂は本当に素晴らしいので、

今度また誰かオバケに強い人と来たいと思います。

 

次回は妙見温泉周辺のHOTRIPスポットをご紹介。

マイナスイオンむんむん!!

 

今日もあなたの1日がいい湯加減でありますように。

 

つづくー。

====================================

温泉:きらく温泉

住所:鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4385

お風呂:内風呂(打たせ湯)・貸切内風呂・露天風呂。すべて源泉掛け流し

泉質:炭酸水素塩泉

日帰り入浴料:大人300円、小学生150円・露天風呂=大人500円、小学生250円・貸切内風呂=1000円(1時間)

====================================

★Twitterで記事更新情報その他もろもろ配信中。→@sakie38

★日々の雑記をかき集めたブログもやっちょります。→みやべぇの雑記モノガタリ

にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ

にほんブログ村

最後まで読んでいただきありがとうございます。

Facebookのイイネみたいなものなので☆印↓をポチッとお願いいたします。

【東京都 / 高円寺駅 / 小杉湯】お肌つるつる小杉湯の巻〜後編

こんにちは。

雨続きでセンチメンタル気味なので、

気分を変えようと900円くらいの高級柔軟剤買って洗濯してみたら、

いつかどこかの銭湯でもらった50円くらいのペッラペラのタオルからデヴィ夫人を思わせる濃厚な香りが立ちのぼり、シャネルのバッグ持って登校する小学生を見た時のようなミスマッチ感に包まれました。みやべえです。

旦那さんの服も見事にデヴィ・フローラル。

どうしよかなこれ。

 

************

 

さて今日は、前回ご紹介した小杉湯のつづき。

タイトルにもあるように、小杉湯のお肌つるつるポイントをご紹介します。

ここがすごいよ小杉湯その2

f:id:miya-be:20150309103550j:plain

 

小杉湯さん2つ目のみやべえ的HOTポイントは

 

銭湯に来る人(女性)がけっこうストイック。ということ。

 

みんなやたらと水風呂に入るんです。

 

水風呂のある銭湯は多いですが、たいていちっちゃーく端っこにあったり、ご高齢の方がたまに入っていたりするくらいで、銭湯の女性風呂の水風呂ニーズって見た感じあまり高くないように感じます。温泉では、入っている方多いですが。

 

そんな中、この小杉湯がおススメしているのは温冷浴

 

温冷浴とは、正式には温冷交互浴と言うのですが、

水風呂とあったかいお風呂に交互に入る入浴の仕方。

 

冷→温→冷→温→冷→温→冷(最後水風呂!ひぃぃ!)

 

てな感じで、1分くらいずつ交互に入ります。

 

こうやって入浴すると、末端神経が温度変化により活発になることで血行が良くなったり

乳酸などの疲労物質や老廃物を排出しやくすくなるので、

 

ダイエットにも良し、

アンチエイジングにも良し、

疲労回復風邪予防にも良しという

健康にも美容にもイイことづくめな入浴方法です。

 

温冷浴は水風呂で始まり水風呂で終わる「冷⇒温」が基本ですが、

最後に水に入るだけでも大丈夫。

※冬場はちょっと修行風味になるので私はあったかいお風呂で始まりあったかいお風呂で終わります。。

 

小杉湯はこれがご丁寧に各湯船の上に貼ってあるから、

若い人から家族連れ、おばあちゃんまでみんなまぁ水風呂に入る入る。

 

の〜んびり長く入る地方の温泉ならともかく、街の銭湯の水風呂に

女性4.5人がひしめき合い、水風呂から温風呂へ颯爽と洗い場を行き来する光景は

小杉湯ならではな気がします。

 

え?ここ来たら水風呂入るの当たり前でしょ?的な雰囲気に後押しされて

頑張って水風呂に入ると、つめたいけどなんとなく柔らかい水。

お風呂上がりも内側からぽかぽかしますよ。

 

その他にも

ミツロウなどの成分が含まれたぬるめのミルク風呂に、

細胞を活性化させ体を目覚めさせるのに効果的な熱めの日替わりあつ湯など

美容効果の期待できそうな充実のお風呂ラインナップ。

 

高円寺に来たら是非足を運んでみてください。

 f:id:miya-be:20150309162858j:plain

今日もあなたの1日がいい湯加減でありますように。

ではではー。

 

*************

小杉湯

住所:東京都杉並区高円寺北3−32−2

営業時間:夕方15時30分〜深夜1時45分まで

定休日:毎週木曜日

料金:大人460円・小学生180円・幼児80円

※共通割引入浴券可能

*************

 

この近くの和食屋さんまとめているので温泉上がりにおなかすいたなぁと思う方はこちらをどうぞ⇒きまぐれグルメなおはなし:天すけ&伏龍石沢亭@高円寺 

ではでは!

★Twitterで記事更新情報その他もろもろ配信中。→@38bee_HOTRIPER 

★日々の雑記をかき集めたブログもやっちょります。→みやべぇの雑記モノガタリ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

高円寺いってみよー!と思ったらポチッとお願いいたします。

 にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ
にほんブログ村

【東京都 / 高円寺駅 / 小杉湯】お肌つるつる小杉湯の巻〜前編

はじめましての方もそうでない方も、

こんにちは。

 

ずっとずっとまとめたかった旅と温泉。ワッショイ!ナニ書こう!と張り切りすぎてアレもコレもと迷っていたら、立ち上げから1ヶ月経っていました、みやべえです。

 

意気込んで難しい情報を書いても誰トクなので(そもそも書けない説)気張らずいつもの(みやべえの雑記モノガタリ)ペースでやっていこうと思います。現在進行中で奮闘している温泉ソムリエのマニアックな話とか大好きな秘境の温泉の話とかも…そのうち。

 

1回目の今回は、2年間通い妻のように通い続けた、愛する高円寺の銭湯のお話です。

 

高円寺の文化も溶けこむ自然回帰水

古着やライブハウスのメッカでもあり、50年以上続く阿波踊りの聖地でもあり、若者サブカルチャーと伝統が混ざり合う下町のサラダボウル的な街、高円寺。

 

そんな高円寺北口を出て純情商店街を5分ほど歩くと、

細い路地にはアンバランスなほどどっしりとした瓦屋根の銭湯、小杉湯があります。

f:id:miya-be:20150306005844j:plain

 

鯉の暖簾をくぐって中に入ると、

f:id:miya-be:20150307204253j:plain

 

カウンターの前に小さい水飲み場。

f:id:miya-be:20150307204333j:plain

90mの深井戸水に自然回帰システムとやらでエネルギーを与えた、自然回帰水という水をお風呂に使っているのが小杉湯の特徴です。

 

この自然回帰水、普通の水より吸収効果が高く、お肌にもよいとのことで 

アトピー肌が良くなったとか、むくみが減ったという人もいるとか。

 

ペットボトルも売っているので、おうちに持って帰ったりお風呂でこうやって飲むこともできます。

 f:id:miya-be:20150307204455j:plain

 

ちなみに超余談ですが、先日温泉ソムリエの資格を取った時たまたま隣に座ったおじさま(耳までのカマキリ髭)と仲良くなり、色々話していたらその方こそ自然回帰システムを作るセラミックパイプの開発者さんでして。

 

「ココココココ小杉湯スキデス・・!!」

 

と憧れのアイドルにドッキリを仕掛けられた芸人のようなキョドりっぷりをみせてしまい、すごい不信な目で見られました。(ご本人はめっちゃいい方でした。)

 

小杉湯のお風呂は

•美肌効果を謳う40度とちょっとぬるめのミルク&岩盤浴泉風呂

•ゆずや薬草などのちょっと熱めな46度の日替わり&岩盤浴泉風呂

•全国の温泉の泉質を再現した3タイプのマッサージバス

•自然回帰水掛け流しの水風呂

銭湯にしてはかなり充実したラインナップ。

 

週末に温泉ピラティス教室を開いたり作家さんのギャラリーとして場所を貸したり、銭湯という人の集まるスペースをお風呂以外でもうまーく使っていて、高円寺らしいサラダボウルな一面も持った銭湯です。

 
今日はちょうちょの作品を展示してました。
青いちょうちょきれーい。
 

ここがすごいよ小杉湯その1

そんな、お風呂も雰囲気もはなまるマーケットな小杉湯なのですが、

この銭湯のみやべえ的HOTポイントその1は、

 

社畜深夜族にやさしい。

というところ。

 

深夜1時45分と夜遅くまでやっているので、終電ギリギリまで仕事をまくし立て、

深夜1時くらいにダバダバ滑り込んでも、

 

「ゆっくりあったまっておいでね〜」 と番台のおじさまが快く入れてくれます。

 

「あー今日頑張ったなーなんか自分にご褒美ほしいなぁ」

と思ったときなんかにピッタリ。レンタルタオルも1枚借りられます。

 

昔、「いつどこで好きな人に出会うかわからないから

私はいつも勝負パンツはいてるの」と豪語する

合コンマスターと呼ばれる友人がおりましたが、

私はいつどこで銭湯とソウイウカンケイになってもいいように

常にタオル1枚はかばんの中に常備している銭湯オタクなので

タオル1枚借りられれば体洗って絞って頭に巻いてと

十分使えるので、仕事帰りにふらっと楽しんでいます。

 

夕方から22時くらいまではご高齢の方や親子連れも多いものの、

深夜の銭湯は仕事帰りなのかライブ帰りなのか

30前後の女盛りな女性が意外とたくさんいるんです。

 

家に帰って一人でぼーっとするよりも、他の女性の裸体を見るともなしに眺めながら「みんななにしてきたのかなぁ~」とぼーっとしているほうがなんだか癒されるのは私だけでしょうか。

(眺めることでいろいろ比べて落ち込むという弊害もあります。)

 

そんな感じで気持ちよく湯に浸かってから、

深夜2時前の閉店ギリギリに銭湯を出て、濡れた髪をパパッとまとめて

湯冷めしないように小走りで駅前のタイ料理屋バーン・イサーンに走り、

ビールとトムヤムクン(orパッタイ)食べて一息つく。

 f:id:miya-be:20150307210711j:plain

 

やってはいけないアラサーOLの見本のような至福コース。

 

このタイ国屋台居酒屋、バーン•イサーンさんも高円寺には欠かせない

うまい・安い・朝までやってるという3拍子そろったファンタスティックなお店でして。

f:id:miya-be:20150307210213j:plain

屋台居酒屋という名の通り見た目からしてもう雑多なオーラむんむんではあるのですが、

銭湯あがりのビールが染みる本場の味が格安で楽しめるところです。

 

タケノコと鶏肉がごろごろ入ったグリーンカレーとか

f:id:miya-be:20150307210938j:plain

 

激酸っぱいけど病みつきになるトムヤムクンとか

f:id:miya-be:20150307210955j:plain

 

あっさりしたパッタイもおすすめ。

 

長くなったので次回は小杉湯後編です。

美容の湯、小杉湯ならではの入浴の仕方も交えておはなししようかと思います。

 

今日もあなたの1日がいい湯加減でありますように。

ではでは~。

 

*************

小杉湯

住所:東京都杉並区高円寺北3−32−2

営業時間:夕方15時30分〜深夜1時45分まで

定休日:毎週木曜日

料金:大人460円・小学生180円・幼児80円

※共通割引入浴券可能

************* 

★Twitterで記事更新情報その他もろもろ配信中。→@38bee_HOTRIPER 

★日々の雑記をかき集めたブログもやっちょります。→みやべぇの雑記モノガタリ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

高円寺いってみよー!と思ったらポチッとお願いいたします。

にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ
にほんブログ村

オトナ女子に効くみや風呂、開店です。

はじめまして、みやべえです

遊びに来ていただきありがとうございます。

 

長野で生まれ、日本の北半分を転勤族として転々と過ごした私の周りには、小さい頃から温泉や銭湯が普通にありました。

 

あの野外ですっぽんぽんになってお湯に浮かんでも法に触れない開放感。

心も体もじんわり温まる温泉地ののーんびりした空気。

 

嫌なことがあってもお湯に浸かると、体や頭から悪いものがふわーと溶けていく、味噌汁のお麩にでもなったような感覚がただ大好きで。仕事を始めて自分で気ままに旅ができるようになってからは、日本ならず海外まで暇があれば温泉を目当てにゆるゆると旅をしてきました。 

湯と旅を楽しむ旅=お湯旅

いろんなことにがむしゃらに飛びついて、とりあえずなんでも食べてみて、「うーんこれはあんまり好きじゃない」とか「何これ超楽しい!!」とか毎日好奇心のおもむくまま、飛びまわっていた20代を超え、アラサーと呼ばれる世代に突入したこの頃は特に、仕事や、結婚や、転職や、これからの人生を温泉にぷっかー浮かびながら振り返ったり、近所のおばちゃんと銭湯で何気なく話をして元気をもらったり。

 

温泉や銭湯は私にとって、ふと息が詰まった時に肩の荷物を下ろせる場所でした。

 

素敵な景色の見える秘湯を求めて1人で旅したり山ごもりしたり海に浸かって死にかけたりもしましたが、新しい価値観に出会うという意味では、近所の銭湯で知らない人と話をするのも立派な旅だと思います。知らない価値観に触れたり、知らない場所に行くたびに、そこで起こったことや出会った人は、知らず知らず自分の中に蓄積されて、宝物になっていました。

 

このブログでご紹介する【お湯旅】とは、そんな温泉や銭湯などお湯にまつわる新しいわくわくを探す日々のみや風呂活動を綴ったものです。

 

 

私もまだまだ開拓中。

ここぞ!という素敵なお湯旅話があったら教えてください。

 

温泉、食事、自然、などなど。

アラサーならではのお湯旅の楽しみ方をのんびり探していきたいと思います。

 

今日もいいお湯加減の1日でありますように。

ではではー。

 

みやべえ

 

※写真はいろんな意味で一番衝撃を受けた

仙酔島の「世界一エネルギーの高い露天風呂」(海やん!!!)

 f:id:miya-be:20150213020317j:plain

★Twitter・Facebookで記事更新情報その他もろもろ配信中。

Twitter→@sakie38

Facebook→https://www.facebook.com/hotriper/

★日々の雑記をかき集めたブログもやっちょります。→みやべぇの雑記モノガタリ